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東京都の中心に位置する府中市は、古代、武蔵国府が置かれた地として政治・経済・文化の要衝であり
近世には甲州街道の府中宿、そして現代でも多くの人々が生活する歴史豊かな都市です。
武蔵国府跡に位置する大國魂神社は府中の中心を南北に貫く、天然記念物とされる見事なケヤキ並木の
参道をたたえ、街の重要な骨格となっています。
近代化が進む多くの市街地にあって、深い緑が生きづく希有な都市といえるでしょう。
旧甲州街道と並行する京王線は参道の中頃に府中駅があります。
また、神社の南西にあたるJR府中本町駅前の御殿地地区遺構の史跡整備により
神社との繋がりが期待できます。
新市役所の敷地は大國魂神社参道の東側に位置し、南北の両駅を繋ぐ荘厳な並木に面しています。
今回の計画では、街の背骨となる並木と積極的な繋がりを生み出す深い緑と公園の様に
開かれた自由な往来を想起する市役所[府中セントラルパーク]を目指します。 

市庁舎の敷地境界はできるだけ遮蔽物を無くし、周辺道路とフラットな繋がりを持たせ、
街との連続感を生みだします。
敷地東側は街の背骨となる大國魂神社の並木と呼応するように積極的な緑化を行い、
将来的には府中歴史館の更新や道路整備などと併せ、連携を深める事ができるでしょう。
地上レベルでは敷地内を東西に自由に行き来できる[パークアベニュー]で繋ぎ、
府中街道、府中本町駅への新たな人の流れを生み出す仕組みを盛込みます。
パークアベニューの東西入口付近には、市庁舎を利用する方が最初に訪れる窓口となる
コンシェルジュを設け、館内全てのサービスをご案内します。
また、多くの市民が日常的に利用する頻度が高い窓口業務や、自動証明書の発行機械などは、
このアベニューに面して設置し、利便性を高めます。
より専門的な相談が必要な方は行政棟の窓口へと向います。
議会棟はガラス張りとし、中の様子がうかがえる作りとし、開かれた市庁舎のシンボルとなります。





所在地 / 東京都府中市
構造 / 鉄骨造
規模 / 地上10階、地下1階
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