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日々の生活における家族の休息地を「家」の中に見いだしたい

都市の喧噪から切り離された、より内省的な「奥性」を感じられる空気感は、敷地内、住居内に
安らぎの空間をもたらすと考えました。
この「奥性」には、建築的な造形、空間のボリューム、素材感といった様々要素が複雑に絡みます。

開かれたアプローチ部分は住宅街の道路に広がりを持たせると共に、補石を敷き詰められた床面の素材感が
敷地と道路面のアスファルトの間に見えない境界を生み出します。
前面道路側にほとんど開口を持たない母屋の壁は、左官の白い壁で構成された無垢な固まりとして存在感を希薄にします。
唯一の開口となるニッチは玄関への導入部になります。
この家の南角のニッチから玄関へと進み母屋内部は北へと続きます。
細長い矩形の端から導入とする事により、敷地のほぼ南北の長さを母屋内で確保する事ができました。
比較的明るさをおさえた玄関から、廊下を進むと、2層分の開口を持った、明るい吹き抜けを持つLDKに繋がります。
このLDKの前面には中庭が広がり、木々の緑が室内にも季節感を与えてくれるでしょう。
内部空間は半地下を含めると5種類の階数を持つ、スキップフロアで構成されます。
中央に吹抜と階段から成る開放的なコアを設け、この空間を中心にそれぞれの居室が派生していきます。
全ての居室はコアを通して別の居室と接続しているため、どこにいても家族の気配を感じる事が出来ます。
それぞれのフロアは時にはソリッドな、時には透けた階段で有機的に繋がり、室内空間に横と縦の広がりを与えます。
書斎とリビング、リビングと子供部屋はフロアを変えながらも、空間としての繋がりを緩やかに持たせ一体感を与えると共に、
それぞれの個別性も保てるように配慮しました。
2.5階レベルでは内部空間に外部テラスを積極的に取り込み、内→外→内という複雑な空間構成を形づくります。
南、東面外壁に開口を設けずとも、トップライトの効果により、天空からの光で室内を十分に明るくする事が可能です。
夫婦の寝室はLDKのある主屋部分から張り出した計画としています。
まるで離れから中庭越しにLDKや子供部屋を眺める事が出来、ここでも内→外→内という関係性を持ち込み、
それぞれの居室が適度な距離を保ちながらもひとつに繋がることを願いました。


 所在地 / 神奈川県横浜市戸塚区
 構造 / 鉄骨造
 規模 / 地上2階
 敷地面積 / 176.32m2
 建築面積 / 70.38m2
 延床面積 / 105.52m2
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